※あくまで手引きに記載された試験範囲として、内容をまとめたものです。
※既に試験に受かっている方はここの記載だけを当てにしないでください。
※成分名前の☆は三重県の平成25~29年での第三章の試験にて、名称が登場した回数です。(1回以上登場した年を1とカウント。また、名称のみを参照)
【禁】禁忌、【相】相談、【重】重篤な副作用、【副】その他の副作用、【注】備考等
(OTC添付文書への表記方法に従う。そのため、手引きでは「避ける」といった表現も【禁】ではなく【相】に当たるものもある。基本的にどのような表記だろうが『ダメ』だと考えれば問題ない)
●生薬
☆紅花[末梢血行促進。日局:(煎薬として)冷え症、血色不良改善]
・キク科、ベニバナの管状花をそのまま又は黄色色素の大部分を除いたもの
●生薬以外の成分
☆ユビデカレノン(コエンザイムQ10)
・肝臓や心臓等と臓器に多く存在、エネルギー代謝に関与する酵素の働き補助
・摂取された栄養素からエネルギーが産生されるときにビタミンB群と共に働く
・心筋の酵素利用効率を高め、収縮力を高め、血液循環の改善、動悸、息切れ、むくみの改善
・【禁】15歳未満(心疾患は医師の診療優先)
・【相】2週間以上の使用
・【相】心臓系の治療中(処置が優先)
・【相】高血圧症、呼吸器や腎臓、甲状腺の病気、貧血(動悸等の症状の原因の可能性)
・【副】胃部不快感、食欲減退、吐き気、下痢、発疹、痒み
ヘプロニカート
・ニコチン酸が遊離し、それの働きによって抹消血管循環改善
・ビタミンEと組み合わされる
イノシトールヘキサニコチネート
・ヘプロニカートと同じ
ルチン
・ビタミン様物質の一種
・高血圧等での毛細血管の補強
●漢方[体力](含カンゾウ、マオウ、ダイオウ)
三黄瀉心湯[中等度↑](ダ)
・のぼせ気味で顔面紅潮、精神不安、鳩尾のつかえ、便秘傾向のもの:高血圧の随伴症状、鼻血、痔出血、便秘、更年期障害、血の道症
・【相】虚弱、胃腸が弱い、下痢、だらだら出血が長引いている
・【副】激しい腹痛を伴う下痢
・【注】鼻血での使用は5,6回に止め、改善しない場合は相談
・【注】痔出血、便秘での使用は1週間に止め、改善しない場合は相談
☆七物降下湯[中等度↓](-)
・顔色が悪く疲れやすい、胃腸障害のないもの:高血圧に伴う随伴症状
・【禁】15歳未満
・【相】胃腸が弱い、下痢
・【副】胃部不快感