※あくまで手引きに記載された試験範囲として、内容をまとめたものです。
※既に試験に受かっている方はここの記載だけを当てにしないでください。
※成分名前の☆は三重県の平成25~29年での第三章の試験にて、名称が登場した回数です。(1回以上登場した年を1とカウントしています。また、名称のみを参照し、問題内容までは見ていません)
【禁】禁忌、【相】相談、【重】重篤な副作用、【副】その他の副作用、【注】備考等
(OTC添付文書への表記方法に従う。そのため、手引きでは「避ける」といった表現も【禁】ではなく【相】に当たるものもある。基本的にどのような表記だろうが『ダメ』だと考えれば問題ない)
●駆虫薬
・虫体にのみ作用するため、虫卵が成虫になった時に改めて使用しないと駆除できないため、1ヶ月以上置いてから再使用する
・空腹時に使用するものが多い
・【禁】[併用]ヒマシ油(成分が吸収されやすくなる)
●駆虫成分
☆☆サントニン[回虫]
・自発運動抑制
・【相】肝臓病(肝障害の悪化の恐れ)
・【副】物が黄色く見える、耳鳴り、口渇
☆カイニン酸[回虫]
・痙攣を起こす
マクリ[回虫][日局:(煎薬として)回虫駆除]
・フジマツモ科、マクリの全藻
・カイニン酸を含む
☆☆☆ピペラジンリン酸塩[回虫、蟯虫]
・アセチルコリン伝達阻害による運動筋麻痺
・【相】痙攣、貧血、栄養障害、肝臓病、腎臓病
・【副】痙攣、倦怠感、眠気、食欲不振、下痢、便秘
☆☆☆☆パモ酸ピルビニウム[蟯虫]
・呼吸、栄養分の代謝抑制
・水に溶けにくいため消化管からの吸収は少ない、ただし、【禁】[併用]ヒマシ油に変わりはない