03.睡眠鎮静薬

【禁】:使用してならない、しない、避ける、適用外
【相】:治療を行っている医師、調剤を行った薬剤師への相談
【重】:まれに起こる重篤な副作用
【副】:一般的に現れやすい副作用、漢方製剤では不向きも含む
【注】:再発を招く、要観察、注意喚起、その他注意点
【効】:漢方製剤等の効能、効果
【主】:主製剤

◆睡眠鎮静薬で使われる成分

・一時的な睡眠障害に使用されるもので、慢性的な不眠症は対象ではない

■抗ヒスタミン

・覚醒に関与するヒスタミンが低下することで眠気が襲う

●ジフェンヒドラミン塩酸塩

・中枢作用が強く、特に眠気が襲う

【禁】 妊婦、妊娠疑い ホルモンバランス等の変化が原因の可能性があり、対象ではない
15歳未満 【副】の可能性が高まる
機械類の運転操作
【副】 神経過敏、中枢興奮 小児、若者に特に逆効果が現れることがある
【注】 目覚めた後 一時的な意識障害、倦怠感、めまいを起こす可能性

■鎮静

・脳の興奮を抑制、痛覚を鈍くする

・全体

【禁】 機械類の運転操作 眠気
長期連用 依存性があるため
複数の鎮静剤の併用

・ブロモバレリル尿素

【禁】 妊婦、妊娠疑い 胎児に障害が起こる可能性

・アリルイソプロピルアセチル尿素

■生薬

・全体

【禁】 他の鎮静薬との併用   
長期連用

チョウトウコウ アカネ科 カギカズラ、ウンカリア・シネンシス等のとげ
神経の興奮や緊張の緩和
サンソウニン クロウメモドキ科 サネブトナツメの種子
神経の興奮や緊張の緩和

カノコソウ

キッソウコン

オキナエシ科 カノコソウの根茎や根
神経の興奮や緊張の緩和

チャボトケイソウ

パッシフローラ

トケイソウ科 開花期の茎や葉
神経の興奮や緊張の緩和
ホップ アサ科 ホップの成熟した球果状の果穂
神経の興奮や緊張の緩和

■漢方

酸棗仁湯(さんそうにんとう)

・中↓

・カンゾウ

【効】 心身の疲れ、精神不安、不眠のもの 不眠症、神経症
【副】 胃腸が弱い、下痢傾向 吐き気、食欲不振、胃部不快感

加味帰脾湯(かみきひとう)

・中↓

・カンゾウ

【効】 心身の疲れ、血色が悪い、ときに熱感を伴うもの 貧血、不眠症、精神不安、神経症

抑肝散(よくかんさん)

・中↑↓

・カンゾウ

【効】 神経の昂り、起こりやすい、イライラがあるもの 神経症、不眠症、小児夜泣き・疳症、歯軋り、更年期障害、血の道症
【注】 動くと息が苦しい、疲れやすい、あしのむくみ、急に体重の増加 心不全を起こす可能性があり、診療を受けるべき

抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)

・中↑↓

・カンゾウ

【効】 神経の昂り、起こりやすい、イライラがあるもの 神経症、不眠症、小児夜泣き・疳症、歯軋り、更年期障害、血の道症

柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

・中↑

・カンゾウ、ダイオウ

【効】 精神不安、動悸、不眠、便秘 動悸、不安等の高血圧関連、神経症、更年期障害、小児夜泣き、便秘
【副】 虚弱、胃腸が弱い、下痢傾向、瀉下(しゃげ)薬使用中 腹痛、激しい腹痛を伴う下痢
【重】 肝機能障害
間質性肺炎

桂枝加竜骨牡蠣湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)

・中↓

・カンゾウ

【効】 疲れやすい、興奮しやすいもの 神経質、不眠症、小児夜泣き、夜尿症、眼精疲労、神経症

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