14.強心薬

【禁】:使用してならない、しない、避ける、適用外
【相】:治療を行っている医師、調剤を行った薬剤師への相談
【重】:まれに起こる重篤な副作用
【副】:一般的に現れやすい副作用、漢方製剤では不向きも含む
【注】:再発を招く、要観察、注意喚起、その他注意点
【効】:漢方製剤等の効能、効果
【主】:主製剤

◆強心薬で使われる成分

■強心

●生薬

センソ ヒキガエル科 シナヒキガエル等の毒腺の分泌物を集めたもの
微量で強い強心
【副】 吐き気、嘔吐
【注】 内服固形製剤は噛むと舌等が麻痺するため噛まずに飲む
5mg↑/1日は劇薬指定
ゴオウ ウシ科 ウシの胆嚢中に生じた結石
強心、血圧降下、興奮鎮静
ジャコウ シカ科 ジャコウジカの雄の麝香(じゃこう)腺分泌物
強心、呼吸機能を高める、意識をはっきりさせる
ロクジョウ シカ科 マンシュウアカジカ等の雄のまだ角化していないか僅かに角化した幼角
強心、強壮、血行促進

■強心補助、鎮静、強壮

●生薬

リュウノウ フタバガキ科 リュウノウジュの結晶
気つけ
シンジュ ウグイスガイ科 アコヤガイ等の外套膜組成中に病的に形成された顆粒状物質
鎮静
レイヨウカク ウシ科 サイカレイヨウの角
興奮鎮静
ジンコウ ジンチョウゲ科 ジンコウの材、特に黒色の樹脂
鎮静、健胃、強壮
動物胆 ウシ等の胆嚢や胆汁
健胃、消化補助
ユウタンも含む
サフラン アヤメ科 サフランの柱頭
鎮静、鎮痛
ニンジン ウコギ科 オタネニンジンの細根を除いた根
神経の興奮、副腎皮質の亢進によりストレス刺激に対する抵抗力を高める
インヨウカク メギ科 エピメディウム・ブレビコルヌムやイカリソウ等の地上部
強壮、血行促進、強精

■漢方

苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)

・中↓

・カンゾウ

【効】 めまい、ふらつき、ときにのぼせ、動悸があるもの 立ち眩み、めまい、頭痛、耳鳴り、動悸、息切れ、神経症、神経過敏
【注】 強心作用は含まれていない 利尿作用による水毒の排出を促進
※水毒:体内の水分が停滞、偏在することで、循環が悪いことを表す漢方の考え方

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