13.胃腸薬(駆虫系)

【禁】:使用してならない、しない、避ける、適用外
【相】:治療を行っている医師、調剤を行った薬剤師への相談
【重】:まれに起こる重篤な副作用
【副】:一般的に現れやすい副作用、漢方製剤では不向きも含む
【注】:再発を招く、要観察、注意喚起、その他注意点
【効】:漢方製剤等の効能、効果
【主】:主製剤

◆胃腸薬(駆虫系)で使われる成分

・駆虫薬の対象は「回虫(かいちゅう)」と「蟯虫(ぎょうちゅう)

・卵の状態のものには効かないため、再度使用する必要がある場合、使用した1ヶ月以上の間隔を空ける

・一度に多く使用しても効果は高まらない

・消化管内容物の消化や吸収に伴って成分の吸収が高まるため、空腹時に使用するものが多い

【禁】 ヒマシ油との併用 腸管内での吸収がされやすくなり、副作用を生じる可能性

■サントニン

対象:回虫

回虫自発運動を抑える

【相】 肝臓病 肝障害を悪化させる可能性
【副】 一時的に物が黄色く見える、耳鳴り、口渇

■カイニン酸

対象:回虫

回虫痙攣を起こさせる

・カイニン酸を含む生薬

マクリ フジマツモ科 まくりの全藻
日本薬局方収載:マクリは煎茶として回虫の駆除にも

■パモ酸ピルビニウム

対象:蟯虫

蟯虫吸収、栄養分の代謝を抑制

・消化管からの吸収は少ないとされるが、ヒマシ油との併用や、脂質の多い食事やアルコールの摂取は避けたほうが良い

【注】 尿、糞便が赤く着色することがある

■ピペラジンリン酸塩

対象:回虫、蟯虫

それぞれアセチルコリン伝達を妨げることで運動筋を麻痺させる

【相】 痙攣症状、貧血、著しい栄養障害 症状の悪化の可能性
肝臓病 循環血液中への移行により【副】の可能性が高まる
腎臓病 循環血液中への移行により【副】の可能性が高まる
【副】 痙攣、倦怠感、眠気、食欲不振、下痢、便秘

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