11.胃腸薬(鎮痛鎮痙系)

【禁】:使用してならない、しない、避ける、適用外
【相】:治療を行っている医師、調剤を行った薬剤師への相談
【重】:まれに起こる重篤な副作用
【副】:一般的に現れやすい副作用、漢方製剤では不向きも含む
【注】:再発を招く、要観察、注意喚起、その他注意点
【効】:漢方製剤等の効能、効果
【主】:主製剤

◆胃腸薬(鎮痛鎮痙(ちんけい)系)で使われる成分

■抗コリン

・胃腸の過剰な動きを抑える

・胃酸過多、胸焼け等にも

・全体

【禁】 機械類の運転操作 眠気、眩しさ、かすみ
【相】 排尿困難 症状の悪化
心臓病 症状の悪化
緑内障 症状の悪化
高齢者 基礎疾患として【相】を持っている可能性があるため
【副】 排尿困難、口渇、眩しさ、目のかすみ、便秘 

●メチルベナクチジウム臭化物

●ブチルスコポラミン臭化物

【重】 アナフィラキシー  

●メチルオクタトロピン臭化物

【注】 母乳中への移行  

●ジサイクロミン塩酸塩

●オキシフェンサイクリミン塩酸塩

●チキジウム臭化物

●ロートコン

・ロートコン(ナス科ハシリドコロ等の根茎及び根)からの抽出物

【禁】 授乳中 母乳中への移行による乳児の頻脈の可能性
【注】 母乳が出にくくなる

■パパベリン塩酸塩

・消化管の平滑筋に直接作用し、胃腸痙攣を鎮静

抗コリンとは異なり胃液の分泌は抑えない

抗コリンではないが、似た副作用がある

【相】 緑内障 眼圧上昇のため

■局所麻酔

消化管の粘膜や平滑筋に麻酔作用をもたらす

・全体

【禁】 長期連用 痛みを感じなくなることによる重大な疾患や悪化に気付けなくなるため

●アミノ安息香酸エチル

・痔のような外用薬としても使われる

【禁】 6歳未満 メトヘモグロビン血症の可能性があるため

●オキセサゼイン

・胃液分泌抑制作用も併せ持ち、鎮痛鎮痙と制酸の両方で使われる

【禁】 妊婦、妊娠疑い 安全性が不明なため
15歳未満 安全性が不明なため
【副】 頭痛、眠気、めまい、脱力感

●生薬

エンゴサク ケシ科 エンゴサクの塊茎
鎮痛鎮痙
シャクヤク ボタン科 シャクヤクの根
鎮痛鎮痙、鎮静

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