25.皮膚薬(抗菌、頭皮等)

【禁】:使用してならない、しない、避ける、適用外
【相】:治療を行っている医師、調剤を行った薬剤師への相談
【重】:まれに起こる重篤な副作用
【副】:一般的に現れやすい副作用、漢方製剤では不向きも含む
【注】:再発を招く、要観察、注意喚起、その他注意点
【効】:漢方製剤等の効能、効果
【主】:主製剤

◆皮膚薬(抗菌、頭皮等)で使われる成分

■角質軟化

・たこ、うおのめに

●サリチル酸

・角質成分の溶解

・抗菌、抗真菌、抗炎症もあり、にきびにも

●イオウ

・ケラチンを変質

・抗菌、抗真菌もあり、にきびにも

■保湿

・角質層の水分保持

●グリセリン

●尿素

●白色ワセリン

●オリブ油

●ヘパリン類似物質

■抗菌

●サルファ剤

-細菌のDNA合成を阻害

・スルファジアジン

・ホモスルファミン

・スルフイソキサゾール

●バシトラシン

・細菌の細胞壁合成を阻害

●硫酸フラジオマイシン

・細菌のたんぱく質合成を阻害

●クロラムフェニコール

・細菌のたんぱく質合成を阻害

■抗真菌

・全体

【禁】 膣や陰嚢、湿疹、ただれ、亀裂や化膿している患部 強い刺激や症状の悪化

●イミダゾール系

-皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げる

-細胞膜の透過性を変化し増殖抑制

・全体

【禁】 イミダゾール系を使用して【副】を起こした 他のイミダゾール系も避けるべき
【副】 かぶれ、腫れ、刺激感

・オキシコナゾール硝酸塩

・ネチコナゾール塩酸塩

・ビホナゾール

・スルコナゾール硝酸塩

・エコナゾール硝酸塩

・クロトリマゾール

・ミコナゾール硝酸塩

・チオコナゾール

●アモロルフィン塩酸塩

・皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げる

●ブテナフィン塩酸塩

・皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げる

●テルビナフィン塩酸塩

・皮膚糸状菌の細胞膜を構成する成分の産生を妨げる

●シクロピロクスオラミン

皮膚糸状菌の細胞膜に作用、増殖等に必要な物質の輸送機能を妨げる

●ウンデシレン

-患部を酸性にし、発育抑制

・ウンデシレン酸

・ウンデシレン酸亜鉛

●ピロールニトリン

・菌の呼吸、代謝を妨げる

・他の抗真菌と合わせて使われる

●トルナフタート

●エキサラミド

●生薬

モクキンピ アオイ科 ムクゲの幹皮
皮膚糸状菌の増殖抑制

■頭皮・毛頭

・脱毛防止、育毛、ふけや痒み抑制

●カルプロニウム塩化物

・アセチルコリンに似た作用で血管拡張、血行促進で発毛効果を期待

【副】 発汗、寒気、震え、吐き気

●エストラジオール安息香酸エステル

・女性ホルモンによる脱毛抑制効果を期待

【禁】 妊婦、妊娠疑い 頭皮から循環血液中に侵入する可能性

●生薬

カシュウ タデ科 ツルドクダミの塊根
頭皮の脂質代謝を高め、余分な皮脂を取り除く
チクセツニンジン ウコギ科 トチバニンジン根茎を通例、湯通ししたもの
血行促進、抗炎症
ヒノキチオール ヒノキ科 タイワンヒノキやヒバ等から得られた精油
抗菌、血行促進、抗炎症

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